報告
2022.07.27
島根県出雲市の板倉酒造さんへ
板倉酒造さんへ蔵見学に訪れるまで
2022年春前に蔵見学にお伺いしようとしていましたが、その時は都合が合わず、あらためて見学できる日を楽しみにしていました。
程なくして、前々から仲のいい神戸の飲食店の方々にお誘いいただいていた、全国で毎年10月1日「日本酒の日」に開催されるハシゴ酒のイベント「日本酒ゴーアラウンド」へ参加することに。
お招きしたい日本酒の酒蔵さんを浮かべました。
板倉酒造さん!
全国同時開催のイベントのため、酒蔵の人手なども考えるとお声がけさせていただいても事実不可能な場合ももちろんあります。
すると、ご縁というものは存在するもので。
ジャポ店主が数年前海外で偶然出会い、お店オープンからお世話になっていた新潟の酒販店【地酒専門店 カネセ商店】さんにご協力いただき、今回お招きできることに!!
強力なカネセさんの力を得てつながった、ありがたいご縁。
はずむ気持ちで、諸々の打ち合わせ、お酒の選定、蔵見学などなどで、出雲までお伺いすることになりました。
板倉酒造のある出雲へ
旧暦10月は出雲だけ神在月(普通は神無月ですよね)と呼ばれるほど日本中の神さまが集まります。今でも多く神事が行われる場所です。
そんな土地でつくられる板倉酒造のお酒。
蔵を案内していただいたのは杜氏の小島達也さん。
小島さんが長くお酒づくりに携わられてきた中で到達した「問」から蔵見学は始まります。
「お酒は嗜好品」という枠だけで考えていると到達できないその「問」は、長い歴史の中で「『お酒』が人々にとってどんなものであったか」を意識させられることとなります。
生きててありがとうと言ったり、お世話になっている人にお返しをしたり、生まれてくる子を喜んだり、死を悲しんだり、故人を思い出したり、神さまにお祈りしたり。
当たり前にしている行動やすでに備わっている意識が、改めて過去から長い年月をかけて刻みこまれたものだったのかと気付かされたと同時に、古来の日本人の「お酒」に対する感覚を知ることができました。
私たちお店での実体験としても、天穏・無窮天穏は日本酒・燗酒をよく飲まれる方はもちろん、はじめての方、海外から来た燗酒初の御一行にも絶賛いただいたこともあり、老若男女・国籍問わず「誰が飲んでもおいしいと思える清らかなお酒」を実現されています。
「身を清めて気を晴らす」
やさしくてふわっと宙に上げられる感覚と奥深さに背筋が伸びます、板倉酒造のお酒、天穏・無窮天穏。
(イトナミブルワリーのミードやレモンリキュールも美味しい、、、)
情報を取り入れやすくなった現代、その反面、実体や我々は何だったかな?を見直して、灯台下暗し、一番身近な私たちの固有の特性である意外と知らないルーツ=日本のことを改めて知る必要があると感じました。
日本のお酒・酒づくりは、日本が誇るべき最高の作品だと、日本そのものやその土地を表す実体のようなものだと感じます。
私たちも今拠点となっている兵庫県のことももちろん、日本各地の歴史や文化、お酒・酒づくりをもっと知りたくなりました。
ご興味を持たれた方は、板倉酒造さん・イトナミブルワリーのお酒をぜひ飲んでみてください。
もしくは板倉酒造さんでぜひお話を聞いてみてくださいね^^
日本酒ゴーアラウンド(2022年10月1・2日参加予定)という「祭り」を目前に控え、
今回ジャポへお招きする板倉酒造、天穏・無窮天穏を皆さまにたのしんでいただけることを、心から願います!
さらには、飲食店初【無窮天穏 縁起】が解禁となります!!ぜひご賞味ください^^
板倉酒造有限会社 ITAKURA SHUZOU CO.,LTD.
清酒 天穏・無窮天穏 醸造元 創業明治4年
〒693-0021 島根県出雲市塩冶町468
板倉酒造 公式サイト https://www.tenon.jp/
板倉酒造 INSTAGRAM
地酒専門店 カネセ商店(株式会社カネセ商店)
〒940-2402 新潟県長岡市与板町与板乙1431-1
地酒専門店 カネセ商店 公式サイト
地酒専門店 カネセ商店 INSTAGRAM