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報告

2023.06.25

鹿児島焼酎研究 三日目 中村酒造場

あれからもう一年たつのですね〜。この記事は見学から一年たっていますが、メモを見返しては書き直し書き直し、、、あのときの喜びは忘れていません!!^^
ジャポ一同が愛してやまない大好きな焼酎蔵、霧島市国分にある中村酒造場さんにお伺いしました。2022年6月、鹿児島焼酎研究へ行った時のことです!
 
 
ご案内いただいたのは、中村酒造場六代目杜氏の中村慎弥さん^^
実は、中村酒造場さんへ行くのは2回目で、1回目はお店のオープン前にお伺いさせていただいています。1回目では、人生はじめての焼酎づくりの現場を見ることができ、焼酎愛にあふれるお話しに気持ちをめちゃくちゃ高めてもらえました!!(燃)
 
しかし、人生はじめて見る最初の焼酎蔵見学で、まさにその時とんでもない焼酎をつくられている最中だとは知らず、ただただ「うおおお〜〜〜」と興奮するばかりでしたが(照)、この旅でその背景を知ることになります。
中村酒造場さんの強みは「麹(こうじ)=麹づくり」です。
「麹」は米などの原料に「麹菌(=コウジカビ)」という菌の一種を繁殖させたもので、焼酎も泡盛も日本酒も、これら麹菌や酵母菌の作用でアルコールが生まれ、蒸留や醸造などの工程を経てお酒へと姿を変えていきます。微生物の力でできているお酒。ほんと不思議です^^
 
中村酒造場さんの麹づくりは、古くから酒づくりに使われる道具、麹蓋(こうじぶた)と呼ばれる木箱を使って、すべて手作業で仕込まれます。中村酒造場さんの焼酎を飲んで感じる繊細さとか丸くて優しい美味しさは、ひとつひとつの丁寧なご自身の手による作業だからこそ表現できるのだろうとひしひし感じます。麹の自然な働きを最大限に活かされる行き届いた手作業。
代々伝わる手仕込みの麹づくりと、代々麹づくりの現場として使われてきた木と石造りの麹室(こうじむろ)。
この唯一無二の特徴に加えて、まさにその時つくられていた焼酎は慎弥さんの新しい取り組みが実現し、さらにこれまでの麹づくりを極められることとなります!!
 
「すごいのができますよ」
ゾクゾク!!! 最初の見学終わりに聞いた言葉に私たちは楽しみを持ち帰ったのでした。
明かされる新しい取り組みの背景
「麹」は、お米に「種麹(たねこうじ)」をつけるところからスタートします。「種麹」は、これまでの長い長い焼酎づくりの歴史において、業者さんから購入することが一般的です。
慎弥さんの新しい取り組みとは、この「種麹」を中村酒造場でつくるという、とてつもなく大きなものでした。自然の働き、見当つかないことも多いし、結果が見えてくるまでの時間もかかります。。
しかし、それを成し遂げ、完成された第一弾焼酎が、私たちが1回目に伺った時につくられていた“Amazing series” (アメイジングシリーズ)『STILL LIFE 2020』だったのです!
 
この取り組みにあたり、あらためて麹室の中にいる麹菌の存在や分布を専門家さんに来てもらって調べられたそうでした。お師匠様の上堂薗孝藏さんがつくりをされていた場所に多く分布していたこと、これまでの代表銘柄で使っていなかった黄麹が見つかったこと、たくさんの再発見もあったそうです。
一方で、発酵は思うようにいかず、完成までの道のりは大変険しかったそうです。多大な困難を乗り越えられたことがお話の中で伝わってきました。。
しかし、あきらめそうになった時、、、発酵がはじまったのだそうでした。
(菌たちは見てたのやろか、、)
 
何年もかけて研究された末、慎弥さんはそれぞれの性質を持った黒麹・白麹・黄麹、中村酒造場さんの完全なる自家製麹を完成されました。「種麹」という原料の新しい道を拓かれ、これまでの「麹づくり」の強みをさらに強化する形で、さらなる展開が期待されるものをリリースされたのでした。。。
そして、さらには、酵母無添加で、水と麹で作っているのだそう。
 
 
 
・・・・?!?!あかんあかん!!!!畳みかけられてきた!!
・・・処理の限界に達しました、ピーーーーーーーーーーーー
ちょっ待って待って、んなことできるん???の連続すぎて、ただただ平伏すのみ
_(:3 」∠ )_ザッ
これまでの一般的な芋焼酎のつくりをくつがえす、これまでにないつくり。
コロナ禍で先行き分からず不安を感じることが多かった2020以降。
私たちジャポも日本のお酒を提供する飲食店として2020年にはじまりました。当初のどうしようもない空気や恐怖の中にあった、「なんとかせんと」という前向きな気持ち。逆に、そんな渦中やからこそあったのかもしれません。
でも、この前向きな気持ちはいかなる状況でも忘れへんようにしないと、と思う今日この頃です。
 
慎弥さんがつくられた焼酎を通して、現代の感性をもって今を生きる世代ができること、やっていくべきこと、どうあるべきかを考えさせてもらえました。
「玉露」と「なかむら」を大切にされているからこそ、業界や時代の中で、焼酎として、造り手として、酒造場として、あらゆる視点でたくさんたくさん試行錯誤されてつくられたお酒であることが受け取れました。
かっこよすぎます(涙)(涙)(涙)
そして、さらなるご自身の道をまた深く深く進んでいかれるのだと強く感じました^^
 
生きる時代が違えば感覚も伝え方も違ってくるからこそ、同年代の私たち、慎弥さんの作品は、似た問題を抱える世代の代弁とかひとつの答えかもしれないって思えます。今までいた場所や業界は違えど、真剣に向き合ってできたもの。ちゃんと受け止めていきたいなと思います。最高に刺激受けてます!!!
「お酒」や「酒づくり」を通してとても刺激を受ける一方、知れば知るほどに知らないことを痛感しますが、提供する役割の飲食店、造り手さんの大事にされているところを少しでも理解して一番いい状態で飲んでもらいたいです。
お店での提供に力を入れるのはもちろん、訪れた経験を大事に(拙い文で伝えきれないのは無理も承知ですが)、幸いにも、こんなに素晴らしいものが身近にあるってことをいろんな方向から知っていただけたり、興味を持ってくださる皆さんに楽しさが広がっていけば幸いです。
 
 
 
鹿児島から神戸に帰ってきて、“Amazing series”第二弾「Tear Drop」を改めて試飲。
四段階ほど景色が変わる味にジャポ一同吹っ飛ぶ、、、現代を生きる、よいものを知りたいみなさんにぜっっっひオススメしたいシリーズです!
そしてそして、そして!!!!いっよいよ出ました、ほんまに楽しみにしてました、新作2種(2023年6月14日)。(泣)
“Amazing series”の後継[the traditional]シリーズ『Aqua』、そしてその対となる[+innovative]シリーズ『Flare』!!!
この2種は八千代伝酒造さんの畑で採れた芋を使っているのもえらいこっちゃです、、そして事態はとどまりません。最高すぎる香りと、試飲後のあまりのおどろきに立ってられへん!!!(某芸人?)
「えーーーー!!!」
興奮。あかん、立ってられへんし、しゃべれてへんし、書けてへん。文、荒っ! 最高すぎて乱れています、ジャポさん。(乱)
こんな芋焼酎は他にありません。
まず無限に嗅げる香り。。。クンクンクン。鼻の細胞よ、集まれ〜。
水との調和性を感じる芋焼酎『Aqua』と、すべてにおいて新しさを感じる『Flare』で、芋焼酎の可能性が無限すぎることを確信しました。各シリーズの広がり方に多様性を感じずにはいられない、ワクワクせずにはいられません!!^^ 
鹿児島焼酎事情すごすぎませんか。とんでもないとこいってます。
[the traditional]・[+innovative]、各シリーズのこれからの展開も非常に楽しみにしています!!
中村酒造場、杜氏中村慎弥さん、大変貴重なお時間いただきありがとうございました!!
ハァァ、、私たちは神戸で遠方にいながらも気持ちを上げてもらっています。まっだまだ聞きたいことだらけ、またお会いできることを本当に楽しみにしています!! 
必ずお会いしに参ります!!!^^
 
 
有限会社 中村酒造場
〒899-4315 鹿児島県霧島市国分湊915
公式サイト https://nakamurashuzoujo.com/
INSTAGRAM @nakamura_shochu
 
公式サイト [the traditional]シリーズ
公式サイト [+innovative]シリーズ
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